2017年度

概要報告

 JBCCは2017年で8回目を迎え、年々大会の規模が拡大しております。JBCC2017のエントリーチームは25校から170チーム、協賛企業も26社となり、これらはいずれも昨年度の前回大会を上回る過去最多数となっております。

 2017年7月23日(日)に行われた本選では、2017年5月17日(水)から6月4日(日)までの予選期間に作成された提案の中から、書類審査を通過した20チームが集結しました。

 昨年度と同様に5会場(ブロック)、各4チームがセミファイナルでプレゼンテーションを行い、その中で1位の5チームがグランドファイナルに進出いたしました。

 グランドファイナルの結果 、Dブロックより勝ち上がったグロービス経営大学院 経営研究科 西沢隆チームが優勝に輝きました。

 JBCC2017では家具の販売を行う企業を対象としたケースが題材となりました。それに関連する企業として、株式会社アクタスの休山社長をお招きし、提案についての講評やご自身の経営に対するお考えについてお話しいただきました。

 

実施 2017年7月23日(日)

慶應義塾大学日吉キャンパス

【セミファイナル】   協生館2・3・4階 各教室

【グランドファイナル】 協生館2階 藤原洋記念ホール

JBCC2017実行委員会
経済産業省
参加

【予選】25校 170チーム 623名

【本選】 9校 20チーム   78名 

来場

542人(セミファイナル・グランドファイナル延べ人数)

特別協賛

シーバス リーガル(ペルノ・リカール・ジャパン 株式会社)

審査協力・協賛

※順不同

株式会社 キューブアンドカンパニー

株式会社 経営共創基盤

コーポレート・ドクター 株式会社

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(株式会社 ダイヤモンド社)

株式会社 ドリームインキュベータ

一般社団法人 日本ターンアラウンド・マネジメント協会

フェリックス・パートナーズ 株式会社

フロンティア・マネジメント 株式会社

※順不同

HRテクノロジーコンソーシアム(LeBAC)

株式会社 ABC店舗

株式会社 クライス&カンパニー

株式会社 コーポレートウェルネス

株式会社 コーポレイトディレクション

株式会社 さんばん

三優監査法人

一般社団法人 知的人材連携センター(IPAC)

TIS 株式会社

株式会社 中島商会

株式会社 日本経営

有限会社 ハートサービス

バンセイ 株式会社

株式会社 ファーストデコ

株式会社 フォーリープ

株式会社 プロコミット

SPEEDA/NewsPicks(株式会社 ユーザベース)

ケース作成協力

株式会社経営共創基盤

本選の結果

セミファイナル出場チーム(発表順)

Aブロック

 046 青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 叶内 正明 チーム

 029  グロービス経営大学院 経営研究科 三井 敬二 チーム

 115 県立広島大学専門職大学院 経営管理研究科 島川 龍載 チーム

 016 グロービス経営大学院 経営研究科 永野 仁士 チーム

 

 

Bブロック

 113 神戸大学大学院 経営学研究科 曽我 和也 チーム

 132 一橋大学大学院 商学研究科 金 尚教 チーム

 055 グロービス経営大学院 経営研究科 木下 亮雄 チーム

 116  マギル大学大学院 経営学修士課程 久堀 伸一 チーム

 

 

Cブロック

 024 グロービス経営大学院 経営研究科 大崎 隆一 チーム

 059 一橋大学大学院 商学研究科 野澤 一貴 チーム

 010  グロービス経営大学院 経営研究科 横山 研太郎 チーム

 110 マギル大学大学院 経営学修士課程 坂内 勝実 チーム

 

Dブロック

 058 一橋大学大学院 商学研究科 治部 れんげ チーム

 082 中央大学専門職大学院 戦略経営研究科 福地 康 チーム

 087 ビジネス・ブレークスルー大学大学院 経営学研究科 杉原 利明

 007  グロービス経営大学院 経営研究科 西沢 隆 チーム

 

 

Eブロック

 056 北九州市立大学大学院 マネジメント研究科 三谷 美絵 チーム

 001 一橋大学大学院 商学研究科 新井 美樹 チーム

 006 一橋大学大学院 商学研究科 TANTIVUTTIJANYA SUTINA チーム

 124 神戸大学大学院 経営学研究科 石田 雅章 チーム

 

※発表順は事前の抽選により決定しました。

 また、グランドファイナルの発表順はA→C→E→B→Dでした。 

赤字が1位通過(グランドファイナル出場)チームです。


受賞チーム

優勝 グロービス経営大学院 経営研究科 西沢 隆 チーム



 この度は最高の結果をいただき、ありがとうございます。私たちは当初、優勝を目標としてケースに取り組んできました。
 しかしながら、WEASONの伊藤になりきり、先行きが厳しい家具業界で、いかに自社ならではの価値を社会に還元すべきかを議論しあう中で、いつしかケースの中のWEASONは僕たちの会社になっていきました。これまで何十ものケースに取り組み、当事者意識の重要さは分かっていたつもりですが、改めて経営者として意思決定することの難しさ、重み、そして楽しさを感じることができました。
 自分たちが信じられるものを作る過程で、グロービスの学びが血肉になっているのを感じ、足りない部分には周囲から本当に温かい手を差し伸べていただきました。講師の方々、諸先輩方、共に学んできた仲間に感謝申し上げます。
 最後になりましたが、このような学びの場を提供して下さったスタッフの方々に深く感謝いたします。ありがとうございました。

 

準優勝/シーバス・リーガル イノベーション賞

 グロービス経営大学院 経営研究科 三井 敬二 チーム



 この度は、準優勝とシーバスリーガル・イノベーション賞に選出いただき、ありがとうございました。身に余る評価を頂けたことはもちろんですが、私たちが喜ぶ以上に、周りの応援してくださった方たちに喜んでいただけたことが何よりもうれしかったです。
 私たちは、大学院のクラスだけでなくプライベートでも仲が良く、遠慮なく意見し合える仲間が集まったチームでした。それ以外は全く普通のチームです。経営の知識やスキル、経験が特別豊富というわけではありません。しかし、大学院や実務での学びを総動員し、各々の強みを活かし全力でやり切ったこと、これだけは私たちが唯一胸を張れる点であり、ステキな賞を頂けたポイントであったと思います。いつ寝たのか?いつご飯を食べたのか?それらを忘れるほど、とことん議論して良かったです(笑)
 最後に、何を学ぶか、誰から学ぶかも大事ですが、誰と学ぶがもっと大事!最高の仲間たちに大感謝!多くの強豪校がエントリーする中、この度は栄えあるハーバードビジネスレビュー賞をいただき誠に有難うございました。

DIAMOND  ハーバード ビジネスレビュー

 神戸大学大学院 経営学研究科 石田 雅章 チーム



 多くの強豪校がエントリーする中、この度は栄えあるハーバードビジネスレビュー賞をいただき誠に有難うございました。
 当時の私達はMBAに入学して間もない時期であり、知識や経験も少ない中、挑戦することは非常に不安でした。しかし、チームビルディングに始まり、企業分析、再建策立案の議論を重ねる中で、絶対に結果を残すという気持ちに変化していきました。
 結果、入賞を果たす事ができたと共に、他チームの発表や、第一線でご活躍される審査員の方々からの鋭いご指摘を通じて、今後のMBAで何を学び、ビジネスにどう活かしていくべきなのかを気づくことが出来ました。今後、この素晴しい大会の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
 そして、神戸大学の教職員、同級生、先輩方及び関係者の方々の多大なご協力がなければ、入賞は叶わなかったものと考えています。この場を借りて御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

審査員講評

グランドファイナルをご担当頂きました9名の審査員の方々よりご講評を頂戴しました。

 

⇒詳細はこちらを参照下さい。

 


ケースについて

JBCC2017ケース資料

以下のリンクからJBCC2017のケースに関する資料をダウンロードすることができます。


グランドファイナル進出チームの提出資料(発表順)

Aブロック

 029 グロービス経営大学院 経営研究科 三井 敬二 チーム

 

ダウンロード
029_三井敬二チーム_予選資料再提出版.pdf
PDFファイル 1.7 MB
ダウンロード
029_三井敬二_プレゼンテーション資料.pdf
PDFファイル 5.0 MB

Cブロック

 010 グロービス経営大学院 経営研究科 横山 研太郎 チーム

ダウンロード
010_横山研太郎チーム_予選資料再提出版.pdf
PDFファイル 1.8 MB
ダウンロード
010_横山研太郎_プレゼンテーション資料.pdf
PDFファイル 5.3 MB

Eブロック

 124 神戸大学大学院 経営学研究科 石田 雅章 チーム

ダウンロード
124_石田雅章チーム_予選資料再提出版.pdf
PDFファイル 1.1 MB
ダウンロード
124_石田雅章チーム_プレゼンテーション資料.pdf
PDFファイル 3.4 MB

Bブロック

 116 マギル大学大学院 経営学修士課程 久堀 伸一 チーム

ダウンロード
116_久堀伸一チーム_予選資料再提出版.pdf
PDFファイル 1.2 MB
ダウンロード
116_久堀伸一_プレゼンテーション資料.pdf
PDFファイル 3.0 MB

Dブロック

 007 グロービス経営大学院 経営研究科 西沢 隆 チーム

ダウンロード
007_西沢隆チーム_予選資料再提出版.pdf
PDFファイル 1.0 MB
ダウンロード
007_西沢隆チーム_プレゼンテーション資料.pdf
PDFファイル 2.5 MB

ケースライターの意図

 グランドファイナルにてJBCC2017実行委員会のケース班より説明させていただきました。

ダウンロード
JBCC2017ケースライターの意図.pdf
PDFファイル 2.2 MB

アンケート結果

 観覧者と出場者の方々へJBCC2017のアンケート調査を実施させていただきました。

 頂戴した意見を参考にしてJBCC2018をより良い大会にしていきたいと考えております。

出場者向けアンケートより

【一部ご意見・コメント抜粋】

ケースの内容もそうですが、チームで参加することによってたくさんの気づきがあり、大変勉強になりました。

 

MBAでの学びをこのような全国規模の大会で表現できる機会はありがたい。是非、今後も継続していただきたいと思います。

 

かけられる時間を統一したらどうでしょうか。推測ですが授業の一環として参加している学校もあるのではないでしょうか。


観覧者向けアンケートより

【一部ご意見・コメント抜粋】

私はある家具専門業に従事する者です。自社も厳しい環境にあり、このケースを通じて一層の危機感と行動することの重要性を改めて認識致しました。今回のJBCCは、本当に学ばせて頂きました。

 

特別ゲストのコメントはまさにリアルでその土俵で経営されている方で良かった。来年度も継続して欲しい。 

 

会場のキャパをもう少し大きくしても良いのではないかと思った。地方予選等をしても集客出来て良いと思う。

 

だんだんマニュアル化され始めており、ノウハウを持った大学が通りやすくなってるように感じました。