JBCCは2018年で9回目を迎え、年々大会の規模が拡大しております。今大会も多くの方々にご協力頂きました。
2018年7月16日(月)に行われた本選では、2018年5月5日(土)から5月26日(土)までの予選期間に作成された提案の中から、書類審査を通過した20チームが集結しました。本戦当日は、予選を突破した20チームが5ブロックに分かれセミファイナルを戦い、そして見事に勝ち抜いた5チームがグランドファイナルに進出し、頂点を目指しました。
本年度は、100年に一度とも言われる急激な外部環境と構造変化が予測されている自動車部品業界をケースに選定しました。国内自動車部品メーカーの経営課題を解決すべく、今後の成長戦略を描き、提言内容を競いました。
実施日 | 2018年7月16日(土) |
会場 |
慶應義塾大学日吉キャンパス 【セミファイナル】 協生館2・3・4階 各教室 【グランドファイナル】 協生館2階 藤原洋記念ホール |
主催 | JBCC2018実行委員会 |
後援 | 経済産業省 |
参加者 |
【予選】22校 161チーム 681名 【本選】 7校 20チーム |
来場者 |
436人(セミファイナル・グランドファイナル延べ人数) |
特別協賛 |
シーバス リーガル(ペルノ・リカール・ジャパン 株式会社) 株式会社 クライス&カンパニー 株式会社 日本経営 |
協力・協賛 ※順不同 |
株式会社 キューブアンドカンパニー 株式会社 経営共創基盤 (IGPI) コーポレート・ドクター 株式会社 DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(株式会社 ダイヤモンド社) 一般社団法人 日本ターンアラウンド・マネジメント協会 フェリックス・パートナーズ 株式会社 フロンティア・マネジメント 株式会社 PwC Japan |
協賛 ※順不同 |
慶應大学大学院EMBA E3生有志 株式会社 コーポレートウェルネス 株式会社 コーポレイト ディレクション 三優監査法人 TIS株式会社 ディシジョンマインド社 株式会社 中島商会 一般社団法人People Analytics&HR technology協会 株式会社 ファーストデコ 株式会社 フォーリープ 株式会社 プロコミット SPEEDA(株式会社 ユーザベース) |
ケース作成協力 |
株式会社経営共創基盤 |
Aブロック |
神戸大学大学院
佐藤 理 チーム
中央大学専門職大学院
嶋川 大 チーム
グロービス経営大学院
鈴木 大介 チーム
グロービス経営大学院
佐藤 一也 チーム
Bブロック |
神戸大学大学院
大谷 和也 チーム
グロービス経営大学院
大岡 幹忠 チーム
グロービス経営大学院
村上 貴志 チーム
明治大学専門職大学院
三家本 伊織 チーム
Cブロック |
神戸大学大学院
本藤 宗太 チーム
青山学院大学経営大学院
戸村 峻 チーム
グロービス経営大学院
木村 美誉子 チーム
グロービス経営大学院
村井 庸平 チーム
Dブロック |
グロービス経営大学院
村瀬 純平 チーム
グロービス経営大学院
小玉 智之 チーム
中央大学専門職大学院
塚原 泰治 チーム
神戸大学大学院
大島 秀夫 チーム
Eブロック |
グロービス経営大学院
河野 健一 チーム
一橋大学大学院
野澤 一貴 チーム
グロービス経営大学院
近藤 未来 チーム
城西国際大学大学院
冨坂 明代 チーム
※発表順は事前の抽選により決定しました。
※赤字が1位通過(グランドファイナル出場)チームです。
優勝/シーバス・リーガル イノベーション賞
神戸大学大学院 本藤宗太 チーム
この度は優勝とシーバスリーガル・イノベーション賞に選出頂き、ありがとうございました。我々は神戸大学の先生方、MBAの先輩方、同期のメンバー、家族などの多くの人にサポートをされながらの参加でしたので、受賞の瞬間は感慨深いものがありました。メンバーには昨年JBCCに参加以降、今年の優勝を目指して学内外問わず様々なビジネスコンペに参加して腕を磨いてきたものもおり、今回の結果はメンバー一同として、非常に喜ばしい結果でした。ただそれ以上に一緒に切磋琢磨して勉強してきた仲間達が、自分のことのように喜んでくれている姿を見て非常に嬉しい気持ちになれました。
今回のケースは事業環境が大きく変わる中で、現実的でありながら、他社と差別化出来る戦略を考えていく事が求められていたと思います。我々はその戦略を実現する上で重要となる様々な要素に対して、神戸大MBAの特徴的なプログラムである「5つのコア科目」をベースに多面的なアプローチをできた事が評価を頂いた要因ではないかと思っています。また在学中、毎週会って深い議論することで培われた「本質的で前向きな議論が徹底的に出来る関係性」というのも、今回の結果の大きな要因だと思います。
最後になりますが、このような機会を頂けた事について、協賛企業、審査員、そして運営に携わられた皆様に心より御礼申し上げたいと思います。今後もJBCCが活性化し、MBAを通しての日本企業の発展に寄与していって頂ければと心からお祈りしております。本当にありがとうございました。
準優勝/日本経営 ゴーイングコンサーン賞
中央大学専門職大学院 嶋川大 チーム
この度は、準優勝と日本経営ゴーイングコンサーン賞に選出頂きありがとうございました。
またJBCC実行委員をはじめとする関係者の皆様、このような機会を提供頂きありがとうございます。
我々は同期でチームを組んでJBCCに挑みました。
ケースの規模感に圧倒されながらも、SABのコアコンピタンスは何か、この点にこだわりながら
多くの時間を使って全員で議論し、戦略を創り上げていきました。
この過程を通じ、メンバーの絆は強まり、またそれぞれに気付きが生まれ、大変有意義かつ貴重な
経験が出来たと思っています。
この挑戦で得た学びや出会いをそれぞれのステージで活かしていきたいと思います。
最後となりますが、中央大学ビジネススクールの関係者の皆様、多くのご支援とご声援ありがとう
ございました。
我々の力だけでは入賞は果たせなかったと思います。この場を借りて改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
DIAMOND ハーバード ビジネスレビュー賞
グロービス経営大学院 大岡幹忠 チーム
この度は栄えあるハーバードビジネスレビュー賞を頂き、誠に有難うございました。まず、このような素晴らしい学びの機会を提供していただきましたJBCC2018実行委員会の皆様と審査員の皆様に厚く
御礼申し上げます。
今回のケースは、自動車業界に馴染みのない私達にとって大変難解なケースでした。そのため、情報収集を含め、戦略検討→収支計算→それをどう伝えるかなど一連の戦略立案のプロセスをイチから体験でき、大変勉強になりました。冨山先生に講評で「W杯フランス代表」とおっしゃっていただき、リアルに経営を考えて打ち出した戦略プランを評価していただいたのかなと自信になりました。今回、入学間もない時期での参加となりましたので、今回の学びを活かして、次回も頑張りたいと思います。
最後に、一緒に参加した最高の仲間たちとグロービス大学院の皆様にも御礼申し上げます。有難うございました。
クライス&カンパニー パッション&チームワーク賞
神戸大学大学院 大島秀夫 チーム
この度はクライス&カンパニー パッション&チームワーク賞をいただき誠に有難うございました。
賞の名前の通り、私達は本気で優勝を目指し、各々の強みを活かしながら議論を重ねに重ねてまいりました。そのチームビルディングの結果を評価いただけたことをとても嬉しく思います。
私達が徹底的に大事にしたのは夢を見せられるリアリティでした。明るくない未来予測に対し、実現可能な夢を語る。そのためには自動車産業の技術ならびに市場への深い理解と、細やかな財務戦略が
不可欠でした。コンペ用の都合よい前提に依存したアイデアは捨て、徹底的に検証を繰り返しました。このリアリティを追求する姿勢は神戸大学MBAで培った重要な学びです。
グランドファイナルにてJBCC2018実行委員会のケース班より説明させていただきました。
Aブロック
中央大学専門職大学院 嶋川 大 チーム
Bブロック
グロービス経営大学院 大岡 幹忠 チーム
Cブロック
神戸大学大学院 本藤 宗太 チーム
Dブロック
神戸大学大学院 大島 秀夫 チーム
Eブロック
グロービス経営大学院 河野 健一 チーム
観覧者と出場者の方々へJBCC2018のアンケート調査を実施させていただきました。
頂戴した意見を参考にしてJBCC2019をより良い大会にしていきたいと考えております。
【一部ご意見・コメント抜粋】
誰もが予測しにくい未来を描くことがなかなか難しいケースだと感じたが、やりがいがあった。
本気でアツくなれるイベントで、非常に有用と思います。是非来年以降も続けて欲しいと思います! いずれは大阪などの関西でもやって欲しいですね(笑)
JBCCの企画運営をしてくださった皆さま、ありがとうございました。今年初めて参加し、今年が最後になります。チームメンバーと協力してやりきることの難しさと楽しさを学べ、良い3週間となりました。また、他のチームの動向や発表からも多くの示唆や刺激をもらい、何が足りず、何をさらに強化すべきか、振り返る時間にもなりました。心より感謝を申し上げます。
【一部ご意見・コメント抜粋】
今の仕事に活かせるヒントや気付きを頂けた。参加者の熱量にさらなる成長への意欲と刺激を頂けた。
考え方や発想の着目点など、物事への考え方、見え方が変わった。
各チームから出された打ち手が一つ一つ練られたものである事は分かった。一方で抽象的な印象だった。稼ぐべきところで、更に稼ぐために何をするのか、を考えることの大事さが分かった。
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